たらふく飲んで食べても、シメは必要

居酒屋での流れ

居酒屋に行けば、誰と行ったとしてもまずお酒を頼んで乾杯から始まり、それぞれに好みの料理やお酒を注文していくのが定番です。
お酒はちょっと交換して味見をというわけにはいきませんが、料理の場合はそれぞれがたべたいものを頼んだとしても、おいしいからちょっと食べない?といった具合に、分け合っていろいろ食べられるところが居酒屋のいいところです。
そうやって飲んで食べて語らって、そろそろ終わりにしようかというときになって、これを外しては終われない料理があります。
それが、シメに食べる炭水化物です。

どんなシメメニューがあるのか

居酒屋によって異なるものの、どんなシメのメニューがあるのかは知っておきたいところです。
特に初めて行く居酒屋だと、メニュー次第で満足できたり、あるいはできなかったりといったことが起こってきます。
シメのメニューとして選ばれるのは、原則として炭水化物を用いた料理です。
その中でも、断トツの1位を誇る注文がラーメンです。
居酒屋はラーメン屋ではないものの、さまざまな料理を提供することから、店独自の味わいが楽しめそうです。
その次に多いのが、たっぷり食べて飲んだ最後のシメということもあって、軽くサラサラっと頂きたいことから、お茶漬けがランクインしています。
ただ、お茶漬けといっても梅やシャケなどの具材が入っていたり、だしで食べるお茶漬けなどもあり、どれを選ぶかは大いに迷いそうです。

ご飯ものは人気

お茶漬けに続いてシメのメニューに選ばれているのが釜めし、そしておにぎりです。
釜めしとなるとかなりがっつりといったイメージがありますが、小さめのお茶碗に二杯くらいの量であれば、おにぎり二個程度とさほど変わらないでしょう。
どちらも味の付いたご飯ということで、お腹がいっぱいでも不思議と美味しく食べられてしまうところが、注文数が多い要因だと考えられます。
他には、炭水化物でシメたいものの、こってりしたラーメンや、お腹が急に膨れてしまいそうなご飯ものではなく、あっさりしたうどんでという要望も多くなっています。
これらシメの人気メニューを上から順に見ていくと、お酒と料理を食べた後でも、炭水化物は意外と胃の中に収まることが分かります。
シメを食べないと、居酒屋で満腹になった気がしないという人は、かなり多いのではないでしょうか。
このシメのメニューを食べることによって、大いに飲んで食べたという実感が持てるのかもしれません。
それを思うと、居酒屋のシメのメニューはかなり重要な役割を担っています。